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RESEARCH AND DEVELOPMENT

V.T.

研究開発ユニット/
ソリューション スーパーバイザー

2019年入社

#01

日本トップクラスの環境で技術的チャレンジを

私の所属するソリューションチームでは、煙突や風力発電施設、トンネル、橋梁などの社会インフラをドローンによって点検するプロジェクトを主に担当しています。クライアントからの依頼を受け、ドローンによって実現したいことや課題をヒアリング。その上で解決策を考え、ドローンのプロトタイプ機を提案し、PoC(実証実験)を通じて事業化を進めていきます。私自身は現在、スーパーバイザーとしてプロジェクト全体をマネジメントし、メンバーの技術サポートや、社内の新たな技術的チャレンジにも力を入れています。

入社した3年前も、そして現在も、ACSLは日本トップクラスの産業用ドローン研究開発企業として成長を続けています。今後は自社固有の製品を量産販売していく「マニュファクチュアリングカンパニー」を目指す戦略を掲げており、さらなるチャレンジが始まることにワクワクしています。

#02

数多くの関係者とともに社会を支えるスーパーバイザーのやりがい

スーパーバイザーとしての役割は、チームメンバーが担当するさまざまなプロジェクトの概要を把握し、技術的なボトルネックを見つけて解決することです。たとえば風力発電施設のプロジェクトにおいては、カスタマーリレーション部門の担当者とコミュニケーションを取りながらクライアントのニーズを技術要件として把握します。社内には「ドローン」と「基地局」それぞれに対し「ハードウェア」と「ソフトウェア」を専門とするメンバーがおりますので、要求事項から落とし込んだタスクを各チームに担当してもらい、私がそれらを統合して製品を完成させます。たくさんの関係者とのコミュニケーションを図り、調整を進めるのは簡単な仕事ではありませんが、こうした役割を通じてクライアントの課題解決に貢献することに大きな喜びを感じます。そしてその先には、社会のインフラを支えて人々の安全・安心を守ることに貢献するというやりがいがあります。

こうした役割を担うためには、幅広い分野で技術的な知識を広げ、アップデートを続けていかなければなりません。日々進化を続ける産業用ドローンの分野で新たな学びを得られるこの仕事は、私にとって貴重な成長の機会を与えてくれています。

#03

国籍を問わず優秀なメンバーが集まり、活躍する職場

私はオランダ出身です。母国の大学で機械工学を学び、 日本へ留学してこの国の文化や環境、技術に感銘を受けました。オランダと比べて、日本はドローンに関する規制の壁が低いことをご存じでしょうか。ヨーロッパ全体と比較しても、日本はドローン分野においてユニークな取り組みが進んでいると感じています。

日本での就職を目指した際、有名な大手製造業からスタートアップまで、さまざまな企業を見ました。その中でACSLへの入社を決めたのは、高いレベルの知識や経験を持つ人たちが集まっていたから。たとえば当社CTOのChris Raabeはアメリカの大手航空会社を経て東京大学で航空宇宙工学専攻助教を務めたのちにACSLに参画し、航空機からドローンへの技術転用をリードしています。また、戦略コンサルタントとして豊富な知見を持つ人が多いことや、国籍に関わらず多様なメンバーが集まっていることも魅力的でした。私の現在の上司はオーストリア育ち。バックグラウンドに関わらず個々の意欲に応じて活躍できる環境なのです。

#04

グローバル規模の厳しい競争をにらみ、ACSLの存在感をさらに高めていく

ACSLでのこの3年間の仕事を通じて、日本のドローン産業は海外と比較してまだまだ成長途上にあるとも感じています。ユニークな研究やプロジェクトが進む一方で、日本は海外からの調達規制が強い。国内事業者はこうした規制に守られている側面もあるのではないでしょうか。海外ではアメリカと中国を筆頭に、優れたUIを持つBtoCのサービスが次々と登場しています。こうした企業がBtoBに本格的に参入してくれば、将来的には日本企業もグローバルの厳しい競争環境に置かれることになるでしょう。

こうした市場もにらみながら、私自身はインフラ領域でのドローン活用をさらに進化させていきたいと考えています。ドローンが活躍できるフィールドはまだまだあるはず。クライアントに自信を持って提供できるようにプロダクトのクオリティを追求し、私たちの強みである技術力を伸ばし続けることで、ACSLの存在感をさらに高めることに貢献したいと思っています。

MESSAGE

個性が融合する組織を目指して、みんなが輝ける場を作りたい。
研究開発ユニット/
ソリューション スーパーバイザー
V.T.