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空撮や点検だけじゃない。ドローンの可能性を広げ社会課題解決へ
現在のACSLは、まだまだスタートアップの気風が残っていると思います。新しい挑戦にもスピード感を持って取り組めるのは私たちの強みでしょう。一方で、自社製品として産業用ドローンを量産化していく計画も動き始めています。ビジネスの拡大に向けて一定レベルの仕組み化を進めながら、面倒なプロセスに縛られすぎることなく、試行錯誤する文化を維持していく。今後はそんな組織作りに貢献してくれるような人材も必要だと感じています。
プロジェクトベースで個人的に注目しているのは、慢性的な人手不足などの物流の問題を解決する「デリバリードローン」です。国内でもさまざまな実証実験が進められていますが、飛行時間などの物理的な課題があり商用利用には至っていません。私はこの状況を前に進めていきたいと考えています。現状では、ドローンの仕事は空撮、農薬散布やインフラ点検が中心ですが、活躍できる可能性は他にもまだまだあるはずです。試行錯誤によって新たな機能を実現し、社会課題を直接解決していく。こんな面白い仕事はそうそうないと思っています。