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BUSINESS OPERATIONS

M.T.

事業推進ユニット/
カスタマーリレーション

2020年入社

#01

ただ売るだけではなく、製品開発にも自分のアイデアを届けたい

前職時代はACSLの代理店である商社に勤務し、顧客企業へドローンを販売する営業担当をしていました。ドローンに関わり始めてかれこれ8年になります。かつては産業用ドローンといっても認知度が低く、顧客のほとんどは官公庁。そのニーズの多くは災害対応でした。たとえばある原発立地県では、巨大地震への備えとして、ボタン1つで県庁から20機以上のドローンが飛び立ち被災状況を把握するというシステムを協力企業様と一緒に構築したことがあります。

いざというときにドローンは人々の助けとなる。その可能性を追いかけてきた私は、国産ドローンの成長や技術革新をより間近で見たいと考えるようになりました。しかし、売るだけの立場に等しい商社ではできることにも限界があります。ドローンの社会実装が進んでいく中で、ただ売るだけではなく、製品開発にも意見していきたい。自分のアイデアを届けて人々の未来を変える一翼を担っていきたい。そんな思いで商社を離れ、ACSLへ入社しました。

#02

技術系出身ではないからこそ、クライアントへ分かりやすく説明できる

所属する事業推進ユニット/カスタマーリレーションは営業部門としてエンドユーザーとなる企業はもちろん、間に入ってもらう代理店さんとも密にコミュニケーションを取っています。産業用ドローンの価値を広めていく上で、新規開拓は極めて重要なミッション。全国のクライアント先をひたすら回ったり、ときにはクライアントとともに実証実験を行ったりと、地道な活動を続けています。社内においては、クライアントの意見を踏まえて開発部門へ提案する機会も増え、まさに、売るだけではないプロジェクトマネージャー的な仕事もできるようになりました。

ちなみに私は「ド文系」で、ソースコードなどが理解できるわけではありません。仕事で初めて知る単語と出くわすこともたくさん。だからこそ新しい技術や取り組みに興味を持ち、積極的に学ぶようにしています。営業の役割はクライアントが求める機能や結果をかみ砕いて説明すること。「知識がない人にいかに分かりやすく伝えられるか」が求められるので、この点では技術系出身ではないことがむしろ役立っているのかもしれません。

#03

都心上空に産業用ドローンを飛ばす前代未聞のプロジェクト

ACSLに入社してからの仕事で特に印象に残っているのは、東京都の真上にドローンを飛ばしたこと。これは行政と大企業が参加する一大プロジェクトで、東京都心の上空に産業用ドローンを飛ばして物資を運搬するという前代未聞の取り組みでした。それだけに実証実験でも苦労の連続。東京は幾重にも電波が飛んでいるため、ドローンの機体制御や運用に細心の注意を払わなければなりません。空を飛ぶ以上、ドローンには墜落リスクもあります。人口密集地である都心上空を飛ぶのは大きな挑戦でした。

この実証実験は2022年初頭に終わり、いよいよ事業化に向けたステップが進んでいるところです。まだまだ課題は山積していますが、実現に至れば、従来の陸送と比べて半分以下の時間で物資を届けられるようになります。このように行政や大企業とも連携して社会を変革するプロジェクトに携われるのは、国内でも随一の実績を持つACSLならではだと感じています。

#04

組織図にとらわれることなく、ヨコの連携を進めていく

ドローンの世界では、日々新しい技術が登場しています。それを社会実装していくための具体策を考え、実際に社会が変わっていく場面にも立ち会えるのは、私にとって最大のやりがい。近い将来、自分の子どもに「あのドローンが飛んでいるのはパパが手がけたんだよ」なんて自慢できたらいいな、と思っています。

ACSLでは今後、産業用ドローンの量産化を目指して開発・製造・営業の各スキームを進化させていく予定です。私自身は営業としてドローンの可能性を伝えて続けていくとともに、引き続き製品企画や開発の現場との積極的なコミュニケーションを行い、ゆくゆくはマネジメントの部分でも貢献できる人材になっていきたいと考えています。ACSLには、クライアントのニーズをかなえ、ドローンの価値を最大限に発揮するためなら、組織図にとらわれることなくヨコの連携を進めていく風土があります。この環境を生かして、自分が必要だと思うことに貪欲に挑戦していきたいですね。

MESSAGE

個性が融合する組織を目指して、みんなが輝ける場を作りたい。
事業推進ユニット/
カスタマーリレーション
M.T.