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プレスリリース
2025.03.11
プレスリリース

ACSL、茨城県境町・つくばみらい市で閉鎖環境点検ドローンAir Slider® Fi4を使用した下水道点検を実施

  • ACSLは、茨城県境町とつくばみらい市で閉鎖環境点検ドローンAir Slider® Fi4を使用した下水道点検を実施
  • 閉鎖環境点検ドローンAir Slider® Fi4を下水道管内に飛ばし、搭載カメラで撮影を行うことで、人間が管内に立ち入ることなく安全に点検を行うことが可能
  • 設備老朽化や労働人口不足などの社会課題解決に向けて、今後も自治体と協力し進める

株式会社ACSL(本社:東京都江戸川区、代表取締役CEO:鷲谷聡之、以下、ACSL)は、3月3日に茨城県境町で実施した管路内点検に続き、3月7日に茨城県境町とつくばみらい市にて閉鎖環境点検ドローンAir Slider® Fi4(以下、Air Slider® Fi4)を使用した下水道点検を実施いたしましたので、お知らせいたします。

■下水道点検における今後の課題とドローンの活用
埼玉県八潮市で発生した下水道管に起因する大規模な道路陥没事故を受けて、下水道管の老朽化及び点検実施に関する課題が注目されています。国土交通省は3月3日、全国の自治体による下水道管一斉調査の実施案を明らかにしました。従来の点検方法および点検頻度の見直しについても議論されています。下水道管の老朽化が年々進む一方で、下水道を管理する自治体における人手不足や年齢構成の偏りによる技術継承問題、今後の点検業務負荷の増大などが懸念されています。
下水道点検におけるドローンの活用は、業務が効率化されるだけでなく、有毒ガスの発生や雨水の流入等により作業員の侵入が困難な部分の点検が可能になり、作業員の安全性確保も期待できます。ACSLは3月7日、当社の閉鎖環境点検ドローンAir Slider® Fi4を用いた下水道点検を茨城県境町にて実施いたしました。この点検業務は、上下水道管等インフラの老朽化に伴う事故等を未然に防ぐことを目的としており、境町での実施は3月3日に続き2回目となります。今回の点検業務では、業務単価は1m当たり1万円で、65mの点検を行いました。今後、境町では7,000mの点検業務を請け負う見込みです。また、同日に茨城県つくばみらい市でも同様の点検業務を実施いたしました。
ACSL、茨城県境町・つくばみらい市で閉鎖環境点検ドローンAir Slider® Fi4を使用した下水道点検を実施下水道管点検の様子(3月7日境町にて撮影)

■閉鎖環境点検ドローンAir Slider® Fi4
ACSLは、以前より下水道管点検における労働力不足や人手で管内点検を実施する危険性に着目して研究開発に取り組み、ドローンで点検作業を代替すべくAir Slider® Fi4を株式会社NJSと共同開発いたしました。Air Slider® Fi4は管路などの閉鎖環境を安定して飛行することができ、また、IP55の防塵・防水性を備えているのが特徴です。専用アプリを搭載したスマートコントローラーで管内をリアルタイムに確認しながら、管のひび割れ等の劣化による不具合を撮影することができます。
ACSL、茨城県境町・つくばみらい市で閉鎖環境点検ドローンAir Slider® Fi4を使用した下水道点検を実施Air Slider® Fi4
ACSL、茨城県境町・つくばみらい市で閉鎖環境点検ドローンAir Slider® Fi4を使用した下水道点検を実施雨水管内を飛行するFi4(3月3日境町にて撮影)

ACSLは、今後も自治体と協力し、設備老朽化や労働人口不足などの社会課題解決に向けて、製品開発及びドローン技術の社会実装の促進に取り組んでまいります。

ACSL、茨城県境町で閉鎖環境点検ドローンAir Slider® Fi4を使用した下水道点検を実施

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