ACSL、茨城県境町で閉鎖環境点検ドローンAir Slider® Fi4を使用した下水道点検を実施
- ACSLは、茨城県境町で閉鎖環境点検ドローンAir Slider® Fi4を使用した下水道点検を実施
- 閉鎖環境点検ドローンAir Slider® Fi4を下水道管内に飛ばし、搭載カメラで撮影を行うことで、人間が管内に立ち入ることなく安全に点検を行うことが可能
- 設備老朽化や労働人口不足などの社会課題解決に向けて、今後も自治体と協力し進める
株式会社ACSL(本社:東京都江戸川区、代表取締役CEO:鷲谷聡之、以下、ACSL)は、3月3日、茨城県境町にて閉鎖環境点検ドローンAir Slider® Fi4(以下、Air Slider® Fi4)を使用した下水道点検を実施しましたので、お知らせいたします。
■下水道点検におけるドローンの活用
埼玉県八潮市で発生した下水道管に起因する大規模な道路陥没事故を受けて、下水道管の老朽化及び点検実施に関する課題が注目されています。下水道管の老朽化が年々進む一方で、下水道を管理する自治体における人手不足や年齢構成の偏りによる技術継承問題も懸念されています。また、この度の事故を受けて、国土交通省による下水道点検手法の見直しが実施される見通しで、自治体においては点検業務負荷が増大する可能性も考えられます。
ACSLは、以前より下水道管点検における労働力不足や人手で管内点検を実施する危険性に着目して研究開発に取り組み、ドローンで点検作業を代替すべくAir Slider® Fi4を株式会社NJSと共同開発いたしました。Air Slider® Fi4は管路などの閉鎖環境を安定して飛行することができ、また、IP55の防塵・防水性を備えているのが特徴です。専用アプリを搭載したスマートコントローラーで管内をリアルタイムに確認しながら、管のひび割れ等の劣化による不具合を撮影することができます。
(画像)Air Slider® Fi4
境町は全国に先駆けて自動運転バスの導入を進めるなど、様々な分野において先進的な取り組みを行っています。ACSLはこの度、Air Slider® Fi4を用いた下水道点検を、茨城県境町と協力して実施いたしました。今後はさらに点検実施地域を拡大していく予定です。
ACSLは、今後も自治体と協力し、設備老朽化や労働人口不足などの社会課題解決に向けて、製品開発及びドローン技術の社会実装の促進に取り組んでまいります。
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