• ACSL, Inc.が戦略的コラボレーションに関する覚書（MOU）を締結するAmeren Corporationが、小型空撮ドローン「SOTEN（蒼天）」とNDAA準拠のスマートコントローラー「TENSO」を紹介するホワイトペーパーを発行
• Amerenはイリノイ州とミズーリ州の64,000平方マイルにわたり、約240万の電力顧客と90万の天然ガス顧客に電気サービスを提供しているフォーチュン500にランクインする企業
• ACSLはこれまでSOTENの改良とTENSOの開発に取り組み、効率的でセキュアなインフラ設備点検を実現

株式会社ＡＣＳＬ（本社：東京都江戸川区、代表取締役CEO：鷲谷聡之、以下、ＡＣＳＬ）の米国子会社であるACSL, Inc.は、ミズーリ州に拠点を置くAmeren Corporation（以下、Ameren）と、2024年1月26日に戦略的コラボレーションに関する覚書（MOU）を締結し^※1、米国市場の重要インフラ産業におけるドローンのさらなる導入と利用促進に取り組んでまいりました。この度、Amerenが当社の国産小型空撮ドローン「SOTEN（蒼天）」、並びにNational Defense Authorization Act（NDAA）に準拠したスマートコントローラー「TENSO」を紹介するホワイトペーパーを発行いたしましたので、お知らせいたします。

■ホワイトペーパー概要
Amerenはミズーリ州に本社を置く電力会社で、イリノイ州とミズーリ州の64,000平方マイルにわたり、約240万の電力顧客と約90万の天然ガス顧客に電気・ガスサービスを提供している企業です。全米上位500社の総収入に基づきランキングされるフォーチュン500にリストアップされ、ミズーリ州では最大の電気事業者です。
この度Amerenが顧客向けに発行したホワイトペーパーでは、インフラ設備の点検においてACSL製品を利用した際に、従来の人手による検査方法と比較して得られる効率性や、実際の作業現場での使いやすさについて紹介しています。ケーススタディでは、実際にAmerenの点検チームが天然ガス貯蔵施設の複雑で広大な地形のマッピング作業を、SOTENとTENSOを使って行い、従来の方法に対して得られた利点について具体的に解説しています。

ホワイトペーパーはACSL, Inc.のWebサイト上に公開されており、下記リンクよりご覧いただけます。
Enhancing-Field-Operations-The-Value-of-ACSL-for-Amerens-Drone-Pilots.pdf
Ameren発行のホワイトペーパーより一部抜粋

■小型空撮ドローンSOTENとスマートコントローラーTENSOについて
世界のドローン市場では経済安全保障や環境配慮に関する政策が加速しています。⽶国ではNDAA によってロシア製や中国製のドローンの政府調達が禁⽌されており、また、中国製ドローンメーカーのDJI社は、2022 年10 ⽉より⽶国国防総省の「中国軍事関連企業」に指定されています。
このような市場環境の中で、当社は経済安全保障、企業向け対応及び用途特化型をキーワードとしたポジショニング形成が可能と考えております。当社の米国市場への進出においては、現地の展示会にて、インフラ企業などよりSOTENが、点検・測量などで活用できると高評価を頂き、また、複数の潜在顧客先でのロードショーにおいても、業務実装が可能という評価とともに、購入希望を確認しております。こうした背景から、当社は、2023年１月にカリフォルニア州に米国子会社ACSL, Inc.を設立するとともに、これらの米国の潜在顧客との緊密な連携を通じて、SOTENの改良を進めてまいりました。
米国で展開している「SOTEN」
スマートコントローラー「TENSO」

また、⽶国では中国製製品の排除に向けた動きが加速しており、NDAA に適合した製品の重要性が⾼まっています。これに伴い、NDAA に準拠した製品を開発・提供することが、企業の信頼性と競争⼒を⾼める重要な要素となっています。ACSL, Inc.は、こうした市場ニーズに応え、⽶国市場においても⾼い評価を獲得するため、2024年7月に新たなNDAA 準拠のスマートコントローラー「TENSO」の発売を発表いたしました^※2。

ACSL グループは、今後も、⽶国市場での販売及び市場開拓をさらに加速してまいります。

※1 ＡＣＳＬ、米国子会社のACSL, Inc.がAmeren Corporationと戦略的パートナーシップに関する覚書（MOU）を締結
※2 ＡＣＳＬ、⽶国⼦会社のACSL, Inc.がNDAA に適合したスマートコントローラー「TENSO」の発売を発表

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