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プレスリリース
2024.10.04
プレスリリース

ACSL、令和6年能登半島豪雨に係るドローンでの災害時支援活動を実施

  • ACSLは、2024年9月25日(水)~28日(土)にかけ、令和6年度能登半島豪雨の被災地となった石川県輪島市において災害時支援活動に協力
  • 石川県及びJUIDAの要請により、ドローンによる物資輸送の検討及び空撮による被災状況の把握を実施
  • 第一種型式認証申請中の最新機「PF4-CAT3」を活用し、物流に留まらないマルチユースの可能性を確認

令和6年能登半島地震に続き、今般の豪雨の影響により被災された方々やご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げると共に、皆様の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

株式会社ACSL (本社:東京都江戸川区、代表取締役CEO:鷲谷聡之、以下、ACSL)は、石川県からの要請を受けた一般社団法人日本 UAS 産業振興協議会|JUIDA(東京都文京区、理事長 鈴木 真二)の統括の下、2024年9月25日(水)~28日(土)の期間において石川県輪島市内でのドローンによる災害時支援活動を実施いたしました。
今回の支援活動においては、孤立地域への物資輸送をはじめ、現地の状況に応じたマルチユースに対応するため、「ACSL式PF4-CAT3型」(以下、PF4-CAT3)の活用を決定し、現地の状況とニーズを踏まえ長距離飛行による道路被災状況の調査を実施いたしました。
ACSL、令和6年能登半島豪雨に係るドローンでの災害時支援活動を実施土砂により道路が寸断されている様子 (PF4-CAT3による空撮画像)
ACSL、令和6年能登半島豪雨に係るドローンでの災害時支援活動を実施飛行経路全景 (9月28日実施、往復22km)

PF4-CAT3は物流用機体として現在、第一種型式認証申請中となっており、荷物の搭載キャパシティを生かしたカメラ等の装備と、電動のマルチコプターとしては国内最高峰の飛行時間・航続距離と、優れた耐候性能を有していることから平常時・災害時のフェーズフリー対応も想定しています。

主な活動内容
9月24日:石川県からの支援要請を受理したJUIDAに対して支援活動への参加を表明
9月25日:輪島市に到着
9月26日:事前準備・テストフライト(鵜入港~小池町)
9月27日:道路被災状況空撮(鵜入港~小池町・三蛇山周辺、8km/18分間)
9月28日:道路被災状況空撮(鵜入港~大沢町・黒川町周辺、22km/35分間)

■使用機体(ACSL式PF4-CAT3型)
ACSL、令和6年能登半島豪雨に係るドローンでの災害時支援活動を実施【開発スペック】
機体サイズ  :約2.3m×2.5m×0.6m
最大離陸重量:24.9kg
最大積載重量:5.0kg(3辺合計100サイズ)
最大飛行距離:約35km
現在、物流用途での第一種型式認証申請中

(オプションイメージ)
ACSL、令和6年能登半島豪雨に係るドローンでの災害時支援活動を実施

ACSLは、引き続き防災分野におけるドローンの活用の可能性を広げるべく機体の開発・供給を進めると共に、2018年のレベル3飛行解禁から2023年のレベル4飛行の実現も含め、これまで積み重ねてきた「目視外・補助者なし」飛行に関する運航設計やオペレーションの実績と知見に加え、本年1月の令和6年度能登半島地震における初期災害時支援活動や今回の実績をもとに、災害時であっても安全・安心なドローンの活用推進向けた取組を推進してまいります。

PDFはこちらよりご覧いただけます。

 

 

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