• ＡＣＳＬは、2024年4月22～25日に米国で開催された「XPONENTIAL 2024」に、米国子会社のACSL, Inc.と共にSOTENを出展し、現地の設備点検企業から高い関心を獲得
• 米国では、経済安全保障及び脱中国製品の明確な流れを受けて、セキュアなドローンへのニーズが非常に高まっており、ＡＣＳＬは米国市場の可能性を強く認識し、今後SOTENの米国展開を着実に進展させていく

株式会社ＡＣＳＬ（本社：東京都江戸川区、代表取締役CEO：鷲谷聡之、以下、ＡＣＳＬ）と米国子会社であるACSL, Inc.は、2024年4月に米国カリフォルニア州サンディエゴで開催された展示会「XPONENTIAL 2024」に出展したことをお知らせいたします。

■背景

米国では、経済安全保障及び脱中国製品の明確な流れを受けて、設備点検のためのセキュアなドローンに対するニーズが高まっています。2023年にはXPONENTIALを主催しているAUVSI（国際無人輸送システム協会）が米国での新たなセキュリティ認証としてGreen UASプログラム^*1を開始し、商業用ドローンが最高レベルのサイバーセキュリティとNDAA^*2の供給チェーン要件を満たしていることを評価及び確認することになりました。

■展示会におけるＡＣＳＬの成果および、今後目指すところ

今回の展示会では、ＡＣＳＬの小型空撮機体「SOTEN（蒼天）」を出展し、特に次の3点において注目を集め、米国の設備点検会社から高い関心と期待を得ていることを確認いたしました。
・NDAAコンプライアンスに準拠
・リーズナブルなプライシング
・オープンなソフトウェア開発キット（SDK^*3）の提供予定がある
米国の設備点検用ドローンの巨大な市場^*4は非常に魅力的なマーケットであり、ＡＣＳＬは国産のドローン開発・製造会社として、顧客ファーストの製品を開発し、点検現場のニーズに応える製品を提供し続けることで、米国市場にて着実に成果を出していきます。

■展示会の様子

当社ブースに100社以上が来訪

大手設備点検会社が参加した屋外デモの様子

当社米国子会社役員が登壇

当社主催のネットワーキングの様子 （フォーチュン500社の顧客や影響力のある業界パートナーなど、約80人の業界リーダーが出席）

■XPONENTIAL^*5

XPONENTIALは、米国ワシントン D.C.至近に拠点を置く、先進自律システム・ロボット工学分野で世界最大の団体であるAUVSI（国際無人輸送システム協会）が主催する世界最大級の展示会です。陸・海・空すべての領域で、今後より求められてゆく無人・自律システム技術にフォーカスをあて、各分野でのリーダーとのネットワーキングの機会を提供しています。「XPONENTIAL 2024」の来場者数約8,500人、出展数は700社以上となっています。

*1: https://www.auvsi.org/auvsi-launches-green-uas-cybersecurity-certification-program-commercial-drones
*2: NDAA（米国国防権限法）は、アメリカ合衆国議会において毎年提出される国防予算に関する法律。アメリカの国防に関する方針を規定するものであり、特定の国の軍需産業や軍需産業にすぐに転換できるような企業をアメリカで採用しないようにするルールが設けられている (https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/12/4aee4ff95f7c5905.html)
*3: Software Development Kit(SDK)。エンドユーザーのニーズに応えるアプリケーション開発およびドローンの用途を拡張させるためのオープンなソフトウェア開発キット
*4: 例として、日本の架空送電線は総延長約1.5万km、米国では高電圧送電線だけで39万km(24万マイル)。単純比較で約26倍 (https://www.nae.edu/; https://www.tepco.co.jp/pg/)
*5: https://xponential.messe-dus.co.jp; https://exhpo.com/int/xponential/

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