CalTaのデジタルツインソフトウェア「TRANCITY」で ACSLが提供するSOTEN(蒼天)の動画データ処理が可能になります
株式会社ACSL(本社:東京都江戸川区、代表取締役CEO:鷲谷聡之、以下「ACSL」)と、CalTa株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:高津 徹、以下「CalTa」)は、ACSLが提供するセキュアな国産ドローンSOTEN(蒼天)と、CalTaが開発した※デジタルツインソフトウェア「TRANCITY」の連携を開始します。
今回の連携により、主に屋外空間を撮影したSOTEN(蒼天)の動画データから、TRANCITYでスピーディな点群処理・3D化が可能となり、インフラDXが加速します。これまでも鉄道・インフラ業界のDXを促進し続けてきたCalTaは、今回の連携を通して更にお客様のニーズにお応えし、インフラ業界の発展、日本社会の活性化に貢献し、人々の暮らしを豊かにしていくことに邁進します。
また、ACSLは本システム連携により、SOTEN(蒼天)のインフラ点検分野での利活用の幅が広がることで、ドローンの社会実装を進めてまいります。
※ デジタルツイン…現実空間で収集したデータを基に、現実空間を仮想空間に再現する技術
1.サービス連携イメージ
2.小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」について
ACSLのSOTEN(蒼天)は、高いセキュリティを実現したドローンへの需要が高まる中で開発した、セキュアな小型空撮ドローンです。データの漏洩や抜き取りの防止、機体の乗っ取りへの耐性を実現し、通信・撮影データは暗号化しているため、セキュリティ面でドローンの活用を不安に思われるお客様にも安心してご活用いただけます。 また、最大対気速度15m/sの耐風性能や、日本においてより高精度な位置情報を把握することができるSLAS/SBAS(準天頂衛星システムみちびきのサブメータ級測位補強サービス)を搭載するなど、実現場で求められる飛行性能を持っています。
詳細はACSLの製品サイトをご覧ください。
https://product.acsl.co.jp/product/post-369/
3.TRANCITYについて
TRANCITYは、撮影した動画をアップロードするだけで、スピーディに三次元データをデジタル地図上に自動生成・可視化し、任意の角度から寸法計測等ができる、鉄道・インフラ業界で初のソフトウェアです。
主な機能
・ドローンによる撮影動画のほか、皆さまがお持ちのスマートフォン等で撮影した動画をアップロードするだけで、三次元データを自動生成・可視化します。
・取得時期の異なる三次元データやBIMデータを重ねて表示し、時期の異なる現場状況の確認や、計画構造物との比較が可能です。また時系列表示バーを備えており、データ取得時期についても管理が容易です。
・撮影動画から切出した写真の表示、さらに三次元空間内でメモやURLが保存でき、関係者間での情報共有のほか、各種資料に紐付けできます。
・スマートフォン感覚で、直感的に扱えるユーザインターフェースを搭載し、ブラウザ上で複数人が同時アクセス可能です。また、高機能な PC 等ではなく、一般的な PC やタブレット端末で操作することが可能です。
・遠隔地を三次元で可視化できるため、インフラ業界に限らず、様々な場面で活用が可能です。
操作画面
参考:インフラ事業者のDX実現に向けたデジタルツインソフトウェア「TRANCITY」のサービス開始について (calta.co.jp)
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