ACSLと石川エナジ―リサーチ、 NEDO「安全安心なドローン基盤技術開発」の成果を活用し ビルドフライヤーをよりセキュアなドローンへ
株式会社ACSL (本社:東京都江戸川区、代表取締役社長 兼 COO:鷲谷聡之、以下「ACSL」)と株式会社石川エナジ―リサーチ(本社:群馬県太田市、代表取締役社長:石川 満、以下「石川エナジ―リサーチ」)は、 NEDOの「安全安心なドローン基盤技術開発」事業において開発したフライトコントローラー※1及びGCS※2を石川エナジ―リサーチが開発したドローン、ビルドフライヤーに統合することに成功しましたので、お知らせします。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2020年4月から2021年11月まで「安全安心なドローン基盤技術開発」に取り組み、データの漏洩や抜き取りの防止、機体の乗っ取りへの耐性を実現する高性能な小型ドローンの開発を推進してきました。
ACSLは本事業のコンソーシアムリーダーとしてフライトコントローラーを含む標準基盤設計・開発を進め、その成果として2021年12月にセキュアな小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」を発表し、フライトコントローラーのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)※3および主要部品の接続仕様をコーポレートサイトにおいて公開しました。
石川エナジ―リサーチとACSLは、本事業で公開されたAPIをもとに、石川エナジ―リサーチのインフラ点検や防災・災害現場で使用されるドローン、ビルドフライヤーにフライトコントローラー及びGCSを統合するための議論や実証を重ね、この度成功いたしました。
※1 フライトコントローラー
ドローンの制御を担う部位
※2 GCS(Ground Control Station)
ドローンの飛行を地上からコントロールするためのソフトウエア
※3 API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)
プログラムやソフトウエアの機能を共有する仕組みで、APIをインターネットに公開することで、国内外の事業者にサービスを提供することが可能
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