ACSL、アジアDX等新規事業創造推進支援事業費補助金に採択‐インドにおける産業用ドローン技術支援に係る実証事業を実施‐
株式会社ACSL (本社:東京都江戸川区、代表取締役社長 兼 COO:鷲谷聡之、以下「ACSL」)は、日本貿易振興機構(以下「JETRO」)が募集する「アジアDX等新規事業創造推進支援事業費補助金(日印経済産業協力事業)※1」に採択されました。本事業において、ACSLはインド企業であるAerodyne Indiaを現地パートナーとし、ACSLが国内で開発する国産ドローンおよびその関連技術のインド国内への移転を推進してまいります。
ACSLは国産の産業用ドローンを開発しており、物流、インフラ点検、災害等、様々な分野で採用されています。ドローンの制御を担うフライトコントローラを自社で開発しており、セキュアで安心なドローンの社会実装を推進してきました。
ACSLは、中期経営方針「ACSL Accelerate 2020」※2において、ASEAN等のアジア市場への進出を公表し海外展開を積極的に推進しています。2021年5月には、インドにおいてAeroarc Private Limitedと共同出資の合弁会社ACSL India Private Limitedを設立することを決議しました。
アジアの中でも、インドでは日本と同様にドローンにおけるサイバーセキュリティ上のリスクが指摘されており、インド国内においてドローン事業を展開する企業はインド資本が過半数であることが条件になるなど、ドローンの導入・活用方針が大きく見直されています。そうした中、インドは人口増に伴い将来的に世界第3位のドローン市場となると予測されていますが、その担い手が不足しているといった課題を抱えています。
連携先であるAerodyne Indiaは、アジアでNo.1のドローンサービスカンパニーに選出された※3Aerodyneグループのインド法人であり、ACSLはCVCを通じて出資をすることで連携を強化しています。
ACSLは本事業を通して、ドローン技術やノウハウをAerodyne Indiaに移転し、インド政府のデジタルプラットフォームを活用したビジネス展開を検証してまいります。
※1 アジアDX等新規事業創造推進支援事業費補助金(日印経済産業協力事業)
詳細はJETROのホームページをご覧ください。
https://www.jetro.go.jp/services/dx_india.html
「アジアDX等新規事業創造推進支援事業費補助金(日印経済産業協力事業)」における採択事業者について(2021年8月3日公表)
https://www.jetro.go.jp/news/announcement/2021/6854667ac8d219bd.html
※2 中期経営方針「ACSL Accelerate 2020」
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6232/ir_material_for_fiscal_ym/85186/00.pdf
※3 Frost & Sullivan“Asia-Pacific Best Practices Awards 2019”Asia-Pacific Unmanned Aerial Vehicle (UAV) Services Company of the Year
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