ACSL、インドへ本格進出するための合弁会社設立に関するお知らせ
株式会社自律制御システム研究所(所在地:東京都江戸川区、代表取締役社長 兼 COO:鷲谷 聡之、以下「ACSL」)は、2020年8月14日公表の中期経営方針「ACSL Accelerate FY20」※1に基づき、ASEANに本格的に進出すべく、インドにおいてAeroarc Private Limited(以下、「Aeroarc」)と共同出資の合弁会社ACSL India Private Limited(以下、「本JV」)を設立することを決議しました.
ACSLは本取り組みを通して、インドにおいてACSLのセキュアなドローンを製造、販売していくことを目指し、ASEANへの進出を本格化してまいります。
■背景
ACSLは、国産の産業用ドローンを開発しており、物流、インフラ点検、災害等、様々な分野で採用されています。ドローンの制御を担うフライトコントローラを自社で開発しており、セキュアで安心なドローンの社会実装を推進してきました。
ACSLは、中期経営方針「ACSL Accelerate 2020」※1において、ASEAN等のアジア市場への進出を公表しており、海外展開を積極的に推進しております。アジアの中でも、インドでは日本と同様にドローンにおけるサイバーセキュリティ上のリスクが指摘されており、インド国内においてドローン事業を展開する企業はインド資本が過半数であることが条件になるなど、ドローンの導入・活用方針が大きく見直されています。こうした流れを受け、ACSLのセキュアなドローンをインド市場で本格的に展開すべく、Aeroarcと共同出資の合弁会社をインド国内に設立することを決議しました。
■Aeroarcについて
Aeroarcは、2019年6月年に設立されたArc VenturesとAerodyne Groupの合弁会社で、インド国内で産業用ドローンに関わるサービスを提供しています。
Aerodyne Groupはアジアで No.1の UAV サービスカンパニーに選出されたドローンサービスプロバイダー※2で、世界35カ国でサービス展開しており、ACSLとは2020年11月より事業連携を開始しております※3。
■今後の取り組み
ACSLはJVにてインド国内で産業用ドローンを製造し、インドにおけるAeroarcの強固な顧客基盤活用して当社の産業用ドローンを販売し、Aerodyne Groupが機体販売後のサービス提供をする予定です。
■合弁会社の概要
(1)名称 ACSL India Private Limited
(2)所在地 Plot-5 LGF, C6 & 7, Vasant Kunj, New Delhi – India- 110070
(3)代表者 Aeroarcから1名招聘予定
(4)事業の内容 ACSLの産業用ドローンをインド国内で製造、販売
(5)資本金 100万ドル(USD)
(6)設立年月日 2021年第2四半期(予定)
(7)決算期 3月
(8)純資産 100万ドル(USD)
(9)総資産 100万ドル(USD)
(10)株主 Aeroarc Private Limited 51.0%、ACSL 49.0%
PDFはこちらよりご覧いただけます。