プレスリリース
2020.12.14
プレスリリース
ACSL、国産の物流ドローンによる農産物運搬実証実験に成功
株式会社自律制御システム研究所(所在地:東京都江戸川区、代表取締役社長 兼 COO:鷲谷 聡之、以下「ACSL」)は、秋田県仙北市等と実施したドローンによる農産物運搬実証実験に、国産の物流用ドローンであるACSL-PF2を提供しました。本実証実験では、製造場所のかたくり館から西木温泉ふれあいプラザクリオンまでの約4kmを、仙北市西木町の特産「西明寺栗」の渋皮煮(約2kg)等を積み込んだ状態で飛行し、成功しました。
■実証実験の詳細
- 実施日:2020年11月26日(木)~27日(金)
- 場所:仙北市活性化施設「かたくり館」~西木温泉ふれあいプラザクリオン
- 実証実験の目的:仙北市の基幹産業である農業分野においてドローンを含む近未来技術を活用し、作業の効率化、生産性の向上、ビジネスモデルの構築および普及を目指すことで産業振興を図る。また、仙北市内で水稲の農薬散布にドローンを導入する動きが広がる中、新たな活用方法の可能性を探る
- 内容:仙北市西木町の特産「西明寺栗」の渋皮煮(約2kg)を製造場所のかたくり館から西木温泉ふれあいプラザクリオンまで約4 kmを運搬
ACSLは国産の産業用ドローンを開発しており、物流、インフラ点検、災害等、様々な分野で採用されています。ドローンの制御を担うフライトコントローラを自社で開発しており、セキュアで安心なドローンの社会実装を推進してきました。特に物流領域においては、労働力不足という社会問題を解決するためのロボティクス技術として、ドローンの社会実装へのニーズが高まっており、ACSLでは多くの企業と物流領域における補助者なし目視外飛行(Level3)の実証を重ねております。
今後も、更なる現場検証を重ね、社会実装可能な物流ドローンの開発を目指してまいります。
※実証実験の様子は、秋田県仙北市のYouTubeチャンネルにてご覧いただけます。
PDFはこちらよりご覧いただけます。